22 5月

「明日を思い煩うな」

明日を思い煩うことなく、自然に身をまかせ、大空高く飛ぶ鳥のように…
私に羽がついていたらどこへ飛んでゆくのかと、フッとおもう時がある。
あなたはどこに飛んでいきたいですか…。
あの山越えれば人間が求めている故郷があるのかと、ある詩人はうたっているが、あの山越えても求める故郷がないという。私の故郷…、心の安堵できる私の故郷…、いつか招かれていく世界がある。
その時まで、明日を思い煩うことなく、自由に吹く風に逆らわず、ありのままに身をまかせ、飛んで羽ばたく人生でありたいと祈る私がいる。